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日本CTO協会主催 事業所見学ツアー・松下電器 松下資料館見学
                                            (2005年4月7日・木)

松下資料館2F・「松下幸之助 経営の道」
2005年4月7日(木)、関西では初の開催となる事業所見学ツアーが行なわれました。
春の日差しが注ぐ中、近鉄高の原駅から徒歩で20分かけて目的地に到着しました。
 
松下資料館とは・・・
   松下資料館は、京都府と奈良県の県境に広がる京阪奈丘陵にあるハイタッチリサーチパーク内にあり、「経営の神様」と謳われた松下電器グループの創始者であり、PHP総合研究所の創始者でもある松下幸之助氏の足跡と考え方を紹介し、これからの経営のあり方を研究する拠点として、松下幸之助氏の生誕100年にあたる平成6年に解説され、今年で開館10周年を迎えます。
 1Fホールには松下幸之助氏とむめ夫人の大きな写真があり、訪れる人の目を奪います。
  ガイダンス  
   まずは館長よりガイダンス、松下幸之助氏の人生のスキームについてのお話を事前に伺います。250年にわたる楽土建設の計画や経営の定義など松下幸之助氏を理解するうえでの基本的な説明でした。その中で松下幸之助氏の理念・観念を基に松下グループが成功した秘訣などを聞きました。
 「分からないことは、恥ずかしがらずに人に尋ねつつ自分で考え実戦する」と提唱し、地道な努力を積み重ねた事が今日の松下グループの発展の礎を築きあげたとのこと。
 また、支えとなった「むめ」夫人についても、夫婦が共に歩んだ軌跡についての説明がありました。
「経営の神様」松下幸之助氏
「経営の神様」、
松下幸之助氏
  自由行動  
 
 ガイダンスを終えると、参加者は各自、経営図書館(1F)や展示場「松下幸之助・経営の道」(2F)でさまざまな角度から松下幸之助氏に迫っていくことになりました。   

 1F図書館では、氏の著書、講演録、新聞・雑誌・書籍掲載記事、音声やテープ、写真など関係資料の他、社史、操業経営者の著作・資料、経営・経済関係図書など豊富な資料を収集展示してあります。

 2F展示場「松下幸之助・経営の道」では、松下幸之助氏の思想・理念をタッチパネルやマジックビジョン、ビデオなどを使い、実際に見て聞く事ができるようになっています。ここでは経営理念の大切さと企業の社会的使命についての松下幸之助氏の考え方と、具体的な経営実践の中で氏が特に重きをおいた「自主責任経営」「衆知経営」「健全経営」についてわかりやすく説明されています。
 また、京都東山の真々庵の茶室を再現した和室シアターでは、松下幸之助氏の人間観・宇宙観についても学ぶことができます。

 どのブースでも、松下幸之助氏の肉声が使われ、説得力ある実感のこもったお話を聞くことができました。

1F・経営図書館
1F・経営図書館

2F・経営の道
2F・経営の道

見学を終えて・・・
   同じハイタッチリサーチパーク内のお店にて懇親会を行ないました。
参加者の方同士名刺交換をおこない、異業種の方々にもかかわらず話も大いに盛り上がりました。
 「もう一度来てじっくり学びたい」「経営観以外にも人間観なども学ぶことができて大変勉強になった」という声も聞かれ、短い時間でしたが、有意義な時間を過ごすことができました。

参加者の皆様
参加者の皆様
       
参加者の方からの感想
タカラグループ専務取締役
経営企画本部長 堀 真悟
   先般は、松下資料館見学ツアーに参加させて頂き、ありがとうございました。
今回参加させて頂いた目的ですが、「松下社会科学振興財団(松下電器)松下資料館」を見学した事がありませんでした。そこで、松下幸之助の経営の真髄を知りたい件と新企画のヒントになればと思い参加しました。結論から言いますと非常に良かった。まず経営する目的がはっきり明確化され浸透させる手法が、昭和初期にあたって確立させていた事。更に驚かされたのは、館長から教わりました楽土の建設のために250年計画をたて10の節目にわけスパイラル状にくりかえして達成させる事を全社員に訴えていた事です。自分の人生プランまでは想定しますが、先行きの社会的使命の奥深さには正直驚きました。
 いつも定義にしているのは『仕事と思うな!人生と思え!』でした。しかし、人生においても人間が計画にむかって挑戦する姿は、すべて『経営』であると定義づけておられます。
 また、人に任せる部分にもP-D-C-Aサイクルで進められていたこと。そして、同感できたひとつとして衆知経営の重要さです。衆知を集めて決定すること。いかに社員のモチベーションをあげるため一人一人が生きがいを感じ、取り組む姿勢が大切かなど。あと好きな言葉に、松下幸之助が言われる『素直』です。その日依頼、『素直』の掛け軸を毎日見て、実践に結びつけたいと思いました。
 参加された異業種の同志の方々からも意見交換も有意義にできました。新たな出会いの場も提供して下さり感謝申し上げます。また、松下資料館館長やPHPの方の情熱も感銘を受けました。最後になりましたが、このような企画から運営まで、きめ細かな配慮に感謝申し上げます。
 
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